米軍基地にあるビジネス

米軍基地にあるビジネス

24時間機能する基地には様々な業務機能が存在し、機能を維持するには多くの建物、設備そしてそれを維持する軍人や軍属人員が必要になります。

軍人・軍属の方は多くが家族と共に来日し、日本で生活しています。生活に困らないよう米軍に所属する者だけが利用できるショッピング施設、スーパー、コンビニ、映画館、ボーリング場、ゴルフ場、レストラン、ファーストフード店、学校などの施設が各基地にあります。

これらの基地内建造物の建設・改修等の建設系から、施設管理や清掃等の役務系、白物家電や車両等の物販調達系は入札を経て契約されています。米空軍、海軍、陸軍、海兵隊の各契約事務所がホームページ上で入札を公示します。入札書類は、全て英語で短いものは10ページ未満のものもありますが、建設系・役務系の金額規模も大きく期間が長い案件は書類の数も多く、ページ数も数百ページ以上になるのも珍しくありません。

多くの米軍基地がある中、沖縄県には約70%の在日米軍専用施設・区域が集中していますが米軍再編計画、日本の沖縄基地負担軽減により、沖縄県以外の地域に基地機能が移転します。

今まで、沖縄で提供されてきたモノやサービスが移転地域で供給されようになり、その地域の経済環境が変化することが予想されます。活かし方次第で、米軍基地とのビジネスは新しい市場への展開が望める分野となるでしょう。

入札事例と発注額

建築工事の事例↗役務業務の事例↗物品販売の事例↗

米軍は常に新規参入企業を求めています

米軍基地内は特定の企業しか参入出来ないわけではありません。

米軍側はむしろ、公平さが保たれるよう新規に参入・入札に参加する企業を求めております。一方、新規企業が受注する案件もありますが、常連企業が多くの案件を受注している現実があります。

しかしながら、常連企業も地道な努力により今日のポジションを築いております。

ある企業は、社内に全く英語人材がいなかったにも関わらず、機械翻訳や英語辞書を駆使し物販調達等の比較的取り組みやすい応札から挑戦していき、徐々に段階を踏んで長期契約を受注することができました。

企業によって、スタート地点は異なります。米軍ビジネスに本格的に参入したい、でもまだ分からないことばかりで不安が大きいと言う方はお気軽に弊社までお問合せ下さい。